リハーサル室ではワークショップが行なわれました。
まずはじめに、岩瀬洋子先生による「リズム指導」の講座があり、ピアノ指導者の方が多く集まって、熱心に耳を傾けていました。
やはりテキストを見ただけではわからないこともありますが、岩瀬先生ご本人のお話をきくと、目からウロコがポロポロですね。
午後は、パリ国立高等音楽院教授のイブ・アンリ先生をお招きして、レクチャーコンサートと公開レッスンを行ないました。
レクチャーコンサートといっても、お話よりも演奏の方が多く、ベヒシュタインによる生演奏を近くで聴くことができて、とても贅沢な時間でした。フランスの演奏法はとても軽やかで、多彩な音色の輪郭がくっきりと際立ち、様々なハーモニーの変化を豊かに味わうことができました。
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通訳は東京藝出大学の鈴村真貴子先生です。
公開レッスンは、パリ音楽院のレッスンさながらに、高度な音楽的内容を、惜しげもなく伝授してくださいました。